遺族が賠償求め病院や県提訴 旧倉敷森下病院
倉敷市の精神科病院・倉敷森下病院(2月に経営譲渡、改称)で2010年1月、肺炎で死亡した男性=当時(64)=の遺族が、医師が適切な治療を行わず、県が指導監督を怠ったことが死亡につながったとして、病院を経営していた医療法人や県などに1100万円の損害賠償を求めて29日、岡山地裁に提訴した。
訴状によると、男性は当時の院長=11年9月に86歳で死亡=に精神疾患と診断され、09年11月から入院。肺炎を発症した男性に対し、胸部レントゲン撮影など必要な検査を行わず投薬も適切でなかった上、自院では肺炎の治療が難しいのに他院へ搬送しなかった、としている。
子猫の頭痛
県は07年ごろから同病院への監査体制を強化するなど、入院患者への不適切な処遇を把握していながら、精神保健福祉法に基づく改善命令によって入院制限措置を取る義務を怠った、としている。
遺族は「発症後早い段階で、適切な治療や強い行政指導が行われていれば、死亡することはなかった」と主張している。
倉敷森下病院を経営していた医療法人は「コメントできない」、県は「訴状を見ておらずコメントできない」としている。
2012/03/30 13:18 【山陽新聞】処置怠り薬物中毒死と提訴 両親、産業医科大病院を
2012.4.2 12:12 産経新聞
猫の足の痛み
北九州市小倉北区の高校2年の女子生徒=当時(18)=が薬物中毒で死亡したのは、搬送先の産業医科大学病院(同市八幡西区)が処置を怠ったためだとして、生徒の両親が2日までに、大学などに計約1億円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁小倉支部に起こした。
大学側は「医療ミスはなかった」としている。
訴状によると、生徒はうつ病などを患っており、2009年4月19日夜、両親に薬を大量に服用したと告げ、意識もうろうとなった。両親は車で生徒を大学病院に運んだが、神経・精神科の医師は、眠っている生徒を車外から見ただけで検査せず、生徒を帰宅させた。翌日も容体が回復しないため、両親が数回、診察を希望したが、医師は電話で「必要ない」などと回答した。生徒は21日朝に死亡。死因は急性薬物中毒とされた。
新潟県ではこんな事件も
これでようやく実態の1万分の1程度が明らかにされました。医療という名の下に隠された犯罪はそこら中に転がっていますが、できるところから一つ一つ声を上げていくしかありません。
精神医療機関をちゃんと監督・指導しない行政の責任も問われてきましたね。行政の皆様、今のうちに手を打った方がよいですよ。散々虐待、不正、殺人などの犯罪を見過ごし、多剤大量処方などもはや医療の体をなさない実態を見過ごし、度重なる患者や家族、内部告発者の声を無視し続けてきた責任は非常に重いですよ。
もはや犯罪者の肩を持つ理由はありません。これから先は暴かれる一方でしょうから。行政、医師会、関連医学会、製薬企業のどこが一番早く見限るでしょうか。それとも、いつまでも多剤大量処方や虐待を容認することで共倒れの道をあえて選択しますか?
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